一回戦　
　ガーディアンの坂口さんと対戦。
　坂口さんは紫のガーディアンということもあり、現在の環境で最も強い紫である≪魔術皇の大創界石≫を使用した起幻デッキを使ってくるだろうと予想。
　予想は的中して相手は先攻で≪陰陽童≫≪魔術皇の大創界石≫をプレイ。こちらは≪ヘファイストスの鍛冶神殿≫≪青の世界≫の二枚をプレイしてターンを返す。
　紫はネクサスを除去する手段が限られていて、坂口さんが使用している【紫起幻】デッキでは≪冥醒王ルシフェルド≫くらいでしか相手のネクサスに触ることはできないと考えていた。
　≪冥醒王ルシフェルド≫のアタック時は相手のスピリット/ネクサスの維持コストを+１するという効果なのでそれのケアとして僕は３枚のネクサスに１コアずつ置いてターンを返したが、予想外なことに制限カードである≪鎧闘鬼ラショウ≫を召喚されてしまった。これにより僕のネクサスはすべて消滅してしまい、そのままリソースが尽きて敗北。

二回戦
　エイジスバトリさんの【白起幻】と対戦。
　このデッキのネクサスを除去する手段は≪千年雪の裂け目/尖塔大亀サウザンタイマイ≫≪アテナ・パスト≫≪重装機動シールディアス≫とかなり限られており、後者の２枚は環境的に採用されにくいカードである。よって相手に妨害されることなく円滑にドローを繰り返して必要なカードをそろえることができた。
　≪闇輝石六将　砂海賊神ファラオム≫で相手の速度を落とし、≪起動要塞キャッスル・ゴレム≫を２体召喚して勝利。

三回戦
　チームドラゴンスターのナオヤ君の【赤起幻】と対戦。
　このデッキは≪道化竜メルトドラゴン≫≪ドラグノ攻城兵≫などのあいてのネクサスを破壊できるカードが多く採用されており、その時点で明確な不利対面であるのに加え≪ゴッドブレイク≫≪闇輝石六将　砂海賊神ファラオム≫まで採用されているため、こちらのフィニッシャーである≪起動要塞キャッスル・ゴレム≫を完全に止められてしまいもはや無理対面だった。
　わずかな勝ち筋があるとすれば、〆の１ターンでネクサスを３枚配置して≪毒騎士ブリスター≫を召喚し、相手のフィールドマジックである≪ゴッドブレイク≫を破棄したうえで≪起動要塞キャッスル・ゴレム≫を２体召喚してゲームエンドまで持っていくという非常に要求値の高いムーヴをすることだ。
　もちろんこの動きをするには大量のコアとドロー力が必要になるため、≪ガンダムキュリオス≫≪ガンダムキュリオス［トランザム］≫≪プトレマイオス≫とパイロットブレイヴを早いターンでそろえることが必要だったが、見事にその要求値をこなし相手の≪ゴッドブレイク≫を破棄して勝利することができた。