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遊戯王世界大会2018の禁止カードから見る環境デッキ

2018年08月03日(金)15:22 ニュース
※この記事は世界大会前に執筆されてます。

今年の世界大会も例年と同様、特殊な制限ルールでの開催となりました。
世界大会の翌週に同制限ルールで行われる
も開催されることから内容をご存知の方も多いとは思います。
現状の制限ルールと差異があり、メタゲームに影響が出そうな禁止カードを抜粋してみましたので、世界大会観戦前の予習としてご覧ください!

■海外未発売カード
・LINK BRAINS PACKのカード
リンク召喚で展開するデッキには非常に大きな影響を与えており、
先行ワンキルや先行エクストラリンクが成立しづらくなると予想されます。
日本では採用されている「グローアップ・バルブ」「BF-隠れ蓑のスチーム」などは見かけることは無さそうです。
※「イゾルデ」などは海外版エクストリームフォースに封入されており、使用できるようです。


・サモン・ソーサレス
リンク召喚で展開するデッキには非常に痛い禁止。
日本でよく見られる「幻獣機オライオン」「ダンディライオン」を使用した展開ギミックは使用できません。

・閃刀姫-ハヤテ
環境トップの閃刀姫は、新規のエクシーズカードのみの規制。
閃刀はハヤテが来る前から強力なテーマだったため、引き続き活躍が期待されます。

その他、サイバネティック・ホライゾン未発売のため、サイバーデッキやサンダードラゴンなども構築不可。



■源竜星-ボウテンコウ
去年の世界大会優勝デッキにも採用されていた竜星出張セットのキーカードですが、このカードが禁止されたことで竜星カードが使われることは無いでしょう。

■アストログラフ・マジシャン
■EMドクロバット・ジョーカー
■虹彩の魔術師
魔術師デッキの大幅規制。
キーカードのこの3枚に加え、LINK BRAINS PACKに収録されている「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」が使用できないため、魔術師デッキを構築するのは非常に難しいです。

■E・HERO エアーマン
日本では準制限カードも世界基準では禁止に。
「E・HERO シャドーミスト」も制限カードなため、HEROデッキも構築はかなり困難です。

■増殖するG
展開デッキ歓喜の増殖するG禁止。
とは言え、リンク展開デッキも大幅に規制されているので実際どこまで影響を及ぼすのかは未知数です。

■隣の芝刈り
60枚芝刈りデッキ全否定。
元々芝刈りABCはリンクモンスターの規制で構築が不可能でしたが、インフェルノイドやシャドール、彼岸などの選択肢が若干減る形に。

■ハーピィの羽根帚
若干ではありますが、罠系デッキが肯定されます。
オルターガイストデッキなどからすると嬉しい規制ですね。

制限や準制限カードにはメタゲームに大きく影響しそうなカードはありませんでした。
上記の禁止カードも踏まえて、メタゲームに食い込みそうなデッキを紹介します。

【閃刀】
主な禁止カードは「閃刀姫-ハヤテ」
「ハリファイバー」や「ヴァレルソード・ドラゴン(未発売)」が使用できないことで、大きな打点を叩き出すのが難しくなるものの、元々長期戦に強いデッキということもあってメタゲームの本命デッキです。
何か他のデッキと組み合わせて弱点をカバーする構築が見られる可能性有り。

【オルターガイスト】
主な禁止カードは特に無し。
「神の警告」「神の宣告」が制限カードへ規制されているものの、仮想的であるリンク展開デッキの大幅規制により一躍メタゲームの中心へ。
閃刀が環境トップの日本では「魔封じの芳香」がメインから採用されていますが、世界大会ではどのようなチューンがされるか楽しみですね。


【剛鬼】
主な禁止カードは「サモン・ソーサレス」
増殖するGが禁止されていることもあり、活躍に大きく期待が持てます。

【トリックスター】
主な禁止カードは「トリックスター・キャロベイン」
「キャロベイン」以外の規制は無く、ほぼフルパワーで戦えることから注目度も高まっています。
長期戦に強いデッキですので、世界大会のメタゲームでは上位に食い込んでくる可能性大!

下馬評では、上記4デッキが注目されているようです。
上記4種が直接ぶつかるとなると、デッキパワーとしては閃刀姫が一番高そうに感じますが、
使用できないカードの影響でライフを削る手段が少なく、他のデッキに押し負けてしまうことが予想されます。
オルターガイストは強力なデッキですが、罠カードを多く入れた受けデッキのため、環境のどこに標準を当てるかによって勝率が大きく変わりそうです。
魔封じの芳香は閃刀デッキに対して非常に強力なカードですが、ミラーマッチやトリックスター戦などではさほど役に立たないため、採用するかは難しいところです。
それに対して剛鬼デッキは展開・リソース回収・ライフを削る手段も豊富と、メタゲームの中でも非常に強力なデッキだと感じています。閃刀姫と剛鬼のハイブリッドデッキも出てくるかもしれませんね。
トリックスターは長期戦も得意としつつ、ライフを削るパワーもあるデッキなので、世界大会のメタゲームでは有利に立ち回れるデッキになっていそうです。
上記4デッキに注目しつつ、新たなデッキが見れることを楽しみにしています!


他人の意見だけでは忍びないので、ついでに筆者が考える世界大会メタゲームに食い込んできそうなデッキも紹介したいと思います!

【インフェルニティ】
インフェルニティ自体が「ハリファイバー」「サモンソーサレス」などが無くてもある程度リンク召喚で展開できるテーマであること、増殖するGが禁止されていること、必要に応じて妨害罠を入れられることからどこかの代表が使ってくるんじゃないかと考えました。
日本の環境ではほとんど使われなかった「ダウンビート」なども採用される可能性があるのではないでしょうか。

【青眼】
大量展開されない環境では、「亜白龍」で除去からの「精霊龍」は非常に強力です。
メインから自然と妨害カードに対抗できる「白き霊竜」が採用されている点も評価ポイントUPです。

【真竜】
入っている魔法罠が非常に強力で、アドバンテージを取りあうゲームになれば活躍するチャンスもありそうです。
キーパーツが3枚規制されていますが、その状態で世界大会を優勝してしまったらめちゃくちゃかっこいいですね。個人的にも好きなデッキなので、活躍を期待してやみません!

実際蓋を開けてみるまでどのような環境になっているかは分かりません。
明日からYOUTUBEでのライブ配信もありますので、記事を参考にしつつ日本代表を応援しましょう!

カードボックス横浜西口店ハセキョンの応援もよろしくお願い致します!

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